流山東部フットボールクラブ 

千葉県流山市内で活動しているボランティアチームです。

 

 ≪AEDおよび救命講習会≫

父兄、指導者を含め、流山東消防署へ伺い、AED操作

および救命講習会に参加しました。

今回の講習内容少しでも覚えておいて頂きますよう

お願いします。

 

今回の講習内容が実際に現場で行われる事が無い様に予防処置が

第一ですが、もし、起きた場合に備え、記録を残します。

見直し(振り返り)にご使用下さい。

 

講習内容

@三角巾を使用した応急手当

(1)直接圧迫止血法
  三角巾を患部に直接当て、噴き出している箇所を直接圧迫を行う。
  止血出来ない場合は、二の腕の上腕三頭筋付近にある太い血管
  を圧迫し止血を行う。

(2)足首固定方法(捻挫の時等で足首を固定した場合)
  実際は、靴を履いたままで、
   step1 土踏まず部分へ細く巻いた真ん中の部分を当てる。
   step2 アキレス腱あたりでクロスさせ、前側に両端を持って来る。
   step3 前の足首あたりで一度結ぶ。
   step4 両端に跳ね上がった先をstep1〜2で作ったところへ絡ませる。
   step5 足の甲部分で最後の固定を行う。

(3)手首の骨折、腕の骨折、鎖骨骨折時の腕の固定方法。
   step1 固定をする為に固定添え木を3点止めする。(手の甲は上に向けて):三角巾3枚使用
   step2 三角の頂点をわきの下に入れる様にして三角巾を差し込み、首の部分で結んで吊るす。:三角巾1枚使用
        (手の指は三角巾から出る様にする:手の色を確認するため)
        (手の肘の角度は、90℃より鋭角にする:心臓より上に持って行くようにするため)
   step3 肘あたりに余った三角頂点部分は捻って結ぶ
   step4 前方向への動きを制限するため、胸に部分でさらしのように巻く:三角巾1枚使用

A熱中症への対策
   起きてしまった場合の対処方法
    ・保冷剤や冷却剤があるなら、首、脇の下、股関節部分のリンパ部分を冷やす。
    ・冷やすのは長時間ではなく38℃の体温を目安の冷やす。冷やし過ぎに注意。
    ・飲み物を飲ます。1人の熱中症が出た場合は、他の子も予備軍であることを肝に命じる。
     (周りの子にも水分を取らせること)
     飲み物の種類は、スポードリンク(塩分チャージ)、水
     お茶や、コーヒー、炭酸は利尿作用があるため、反って脱水になる。
      ※どうしても水分が取れない場合は、無理には飲ませない。(救急車を要求のこと)
       無理に飲ませると、嘔吐する場合がある。この時に肺に入ってしまうことがあるため
    ・人の運ぶ方法
     2人運ぶ方法、肩を抱え、腰の部分でお互いの腕をクロスし、ベルト付近を持って同時に立ち上がる。
     

B鼻血への対処
   寝かせてや、上を向いての処置ではなく、正面を向き、鼻の付け根圧迫することにより止血を行う。
   (上を向いていたり、寝かせたりすると、鼻から口へ鼻血が入るので、気持ち悪くなり嘔吐につながることがある)
   鼻の穴にテッシュを詰めたりはしない。
   (鼻血は、鼻の内部の毛細血管が切れて出血になるケースがほとんど。
   テッシュを詰めることにより、悪化させることがある。)
     ※夏場など、毛細血管が気温上昇と共に圧迫され、切れやすくなる為、夏場に鼻血が多くなる
      焦らずに、対処願います。

CAED使用方法講座
   実際にお試しAEDを使用して実施。
    ・まず、大事なのは、胸骨圧迫による心マッサージを行い、脳に酸素を送ってあげる必要がある。
    ・心臓が痙攣している状態(除細動が必要な時)を自動解析して、除細動電気を流すのがAEDです。
     (心臓が完全に止まってしまっている場合は、ショック不要の解析結果になる。)
     そのため、胸骨圧迫を続けることで、助けることが出来る可能性がある。
    ・呼吸確認は難しいが判断は慎重に。
     (口ぱくぱく状態は、呼吸をしているかは分からない。胸が膨らむかを確認して判断:死線期呼吸の可能性)
    ・AEDの使用は音声案内通りに焦らず、冷静に。
    ・1人でやるのは、体力的に無理。(救急車が来るまでに平均8分:この間胸骨圧迫は実施続ける。)
     まずは、大きな声で、人を集め、連携して実施すること。

        講座風景は以下です。
      https://youtu.be/bpjy4w4QNVM